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房総は勝浦駅前、三日月の名前なのに気軽な宿「三日月イン」と、元気一杯な和食店「海鮮本陣 魚祭(うおさい)」から発信。 ここでは肩肘張らずに、当館(店)や勝浦・房総のちょっとした見所のご案内ができればいいなぁ、と思ってます。
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草木も眠る丑三つ時、めたぼ太郎がお送りします。

「海の博物館」見物の後編にまいりましょう。

umihakutenji1.JPG展示室に足を踏み入れてすぐ右、若干順路と違う目の動きをしてしまったわけですが、この写真は、房総の海に関わる生き物の標本。マンボウの左の伊勢海老、済ました顔でイナバウアーしていますが、かなりのサイズです。

展示室内は、房総の海の生き物を中心に、展示がなされています。
中でも貝やイソギンチャクなど、磯の生き物の展示内容が充実していていました。


博物館ですから、展示物のほとんどには「手で触れないでください」の注意書きがあるわけですが、中には、魚の皮をさわって、何の魚かを当てるコーナーなどがあったりします。

umihakutenji2.JPG
こちらは近海の貝の標本。
普段見慣れている(食べなれていないのが、悲しいところです)、アワビやサザエですが、こうやってガラスケースに学名をつけて入れられている姿は妙にアカデミックで高貴な感じがします。
見る目が変わりそうです。



ここでは全部は紹介しきれませんが、ひととおり展示を見るのに、約30分。好奇心旺盛なお子様連れなら、もう少し時間がかかりそうです。

そして展示室から出ると、受付のお嬢さんが「ミニシアターが始まりますよ」とお声をかけてくださったので、ありがたく奥の映写室へ。

umihaku4.JPG
中に入ると・・・独占映画鑑賞会、でした。

内容はやはり房総の海の生き物が題材で、ナレーションはどこかで聞き覚えのある声でした。

結果、展示室からミニシアターまで通して、滞在時間約45分。長からず、短からず、いい塩梅の時間ではないでしょうか。
展示内容も、一度は実地で見ておいて損はない、と思います。

では交通のご案内です。

三日月本館から海の博物館までは、車で約10分。駐車場は有料です。
路線バスの場合、土日祝日のみ、勝浦駅から直通バスが出ています。所要時間約15分。
また、毎週火・木曜(ただし休日の場合は運休)には、勝浦駅から運転される市民バスが、博物館を通ります。所要時間約19分。
JRの場合は、勝浦駅から鴨川方面にひと駅約5分、鵜原(うばら)駅下車、徒歩約15分でも行かれます。

いずれのルートも時刻・運転日にご注意ください。

また、基本的に月曜日は博物館が休館(ただし休日の場合は開館する場合があります)とのことですので、お出かけにはご注意ください。
(以上の情報は、今日現在のデータを基にしております。)

海の博物館の向かいに「勝浦海中公園」もありますので、かけもちがおすすめです。
(忘れられがちな「海の資料館」も、合わせて見物してみてください。)

以上、長々と2回に分けてお送りいたしました。

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日記担当めたぼ太郎です。

今日は「海の博物館」に行ってみましょう。

この博物館は当館から車で約10分の、吉尾という地区にあり、「勝浦海中公園」の向かいにあたります。
最近できたばかりで、海の目の前。端的に言うなら、当館と交換してほしいくらいの建物、ということです。

umihaku.JPG
後ろ側の建物の「いかにも」的なイメージに対して、手前の石垣がデザイナーさんの自己主張でしょうか。れっきとした県立博物館の分館である「海の博物館」の名前に恥じないダイナミズムを感じます。

受付で笑顔が素敵なお嬢さんに入館料200円(大人)を支払ってチケットを受け取ると、「順路」の看板が見学コースをご案内。否が応にも期待が高まります。

・・・と、展示室前のロビーで!

umihaku2.JPG
中庭にいきなりな展示物発見。

説明書きによれば、ツチクジラの骨格だそうです。

ツチクジラは、捕鯨が禁止されていない(獲っていい頭数は決められているそうですが)クジラで、現在も漁が行われています。勝浦の近所では、南房総市和田町などが有名です。

この骨格だけ見ても、クジラはなかなかイメージできないですよね?
私は「日本むかしばなし」のオープニングで出てくる“龍”を想像してしまいました。説明書きにそんなことが書いてあるはずないでしょうけど。

(つづく)

1週間ご無沙汰してしまいました。めたぼ太郎です。

今日は勝浦の近所にあるローカル鉄道、いすみ鉄道のご紹介をしようと思います。

いすみ鉄道は、その名の通り、いすみ市(大原駅)から大多喜町(上総中野駅)までの約26kmの間を結ぶ路線です。基本的にはマイナーな、地域密着のローカル線です。長らく国鉄~JRの経営でしたが、昭和63年、いすみ鉄道に営業を引継ぎました。

isumi3.JPG
もともと人口の少ないエリアを走ることから、経営は厳しく、毎年赤字。最近では廃線にするか、それとも残すのか、議論が進んでいます。沿線にとりたてて大きな観光地があるわけではありません。それでも地元の通学生をはじめ、無くてはならない路線でもあります。

最近では線路端に菜の花を植えたり、桜の木を植えたりと、花を意識した路線作りが進んでいて、旅番組にもチラッと登場するようになりました。

今の時期はシーズンオフですが、菜の花のシーズン(2月下旬~3月下旬くらいまで)には、黄色いディーゼルカーが菜の花のじゅうたんをすべるように走る光景が見られます。また、ゴールデンウィークには「大多喜レンゲまつり」(カタカナで書くと、ラーメン用のアレ・・・を想像しがちですが、ちがいます。なお、来年度の日程は未発表です。)も行われていて、町全体が花の街、と言っても過言ではない・・・はずです。
isumi1.JPG
さて、現在の沿線を見ると、どこもこんな感じです。

東京から100km圏内なのに、こののどかさ。

携帯の電波が3本立っているのが、奇跡に思えます。


近場には「小湊鉄道」というこれまた昭和チックなローカル鉄道もあります(実はそれぞれの終点が上総中野駅で、両者が接続しているんですね)。今度私も乗りに行きたいと思ってます。


さて、長いイントロはこのへんで。
本題は、海の幸だけでなく、こんな魅力的なローカル鉄道も身近に楽しめてしまう勝浦へ、おでかけしてみませんか?というお誘いでした。
勝浦から始発駅の大原駅までは、JRで3駅約15分。当館からなら、それにプラス、たったの40秒。(→「実際に試してみました」へ)

ガソリン価格高騰の折、たまには電車でのお出かけはいかがでしょうか。アルコールも心置きなく楽しめますよ。

(~さあ、段々展開が読めてきましたね。せぇの、さん、ハイ。~)
↓↓↓
三日月本館・魚祭(うおさい)・三日月苑の詳細なご案内は→((www.mikazuki.co.jp/m-ryokan/))

日記担当、めたぼ太郎です。

突然ですが、「勝浦の名物をひとつ紹介してください」と言われたら、何をおすすめしますか?
かつお、きんめ、朝市、漁港、・・・ホテル三日月?(笑)

私なら、コレをおすすめします。
それは、「いちょう」。

お寺の数だけいちょうがある、と言っても過言ではありません。昔から、お坊さんの仕事のイメージと言えば、門前に落ちているいちょうの葉っぱをセッセと掃く姿。市内のお寺はいずれも歴史が長いですから、おのずといちょうも大きいわけです。

その中で今回は、商店街の裏手にある高照寺(こうしょうじ)の乳公孫樹(ちちいちょう)をご紹介します。
まずその外観。外塀から見える、枝、枝、枝。
普通のスラリとしたいちょうとは一線を画す、非常に自由闊達な性格が垣間見られます。

koshoji-outside.jpg
脳の毛細血管ではありません。

一見ばらばらなようで、実はほぼ同じ方向を向いています。なんだか夏休みのラジオ体操を見ているようです。

いや、千葉県だけに、なのはな体操、かもしれません。

koshoji-ent.jpgそして、高照寺の正門。

手前に「勝浦朝市発祥の地」の碑があります。
この門を入って右手に、件の乳公孫樹があります。
(墓地の中を通るので、お寺の方に声をかけたほうが無難そうです。)

この「乳公孫樹」は、枝から多くの乳柱がさがっており、これが乳房に見えることから名づけられたそうです。

kousyouji-icho.jpg
むかしむかし、お乳が出なくて困っている女性に、あるお坊さんがお経を唱えたところ、お乳が出るようになり、子供がすくすく育ちました。

・・・そしてそのお坊さんが亡くなった後、1本のいちょうを植えたところ、乳柱がどんどん増えて大きくなり、お乳が出ない女性の信仰を集めたそうです。
めでたし、めでたし。

・・・おっと、終わってはいけませんね。

この乳公孫樹の樹齢ははっきりとわかってはいませんが、案内板によれば、昭和初期に鑑定した段階で「千年は経っている」と推定されたとか。お寺にいらした方いわく、「最近は葉っぱが少なくて、ちょっとかわいそう・・・。」とのことですが、千年以上の年月を経ていまだにこうして葉っぱをつけているあたり、ものすごい生命力を感じます。

女性の方は勿論ですが、男性もこの生命力にあやかりたいものですね。

朝市観光の行きかえりに、ぜひこの乳公孫樹へのお参りを加えてみてください。
もちろん、ご宿泊・お食事は当館でどうぞ。

三日月本館・魚祭(うおさい)・三日月苑の詳細なご案内は→((www.mikazuki.co.jp/m-ryokan/))


日記担当のめたぼ太郎です。
今日は通勤途中でプチ寄り道してきました。

目的地は県下で有数の水の透明度を誇る、守谷(もりや)海岸です。環境省の「"快"水浴場100選」なるランキングにもノミネートされていたり、穴場として有名(・・・日本語的に矛盾してますが)。湾の内側になるため、穏やかな海岸で、夏は海水浴客で大変賑わいます。

そんな守谷海岸ですが、本当の姿を楽しむのはこれから、といってもよいでしょう(もちろん、夏もオススメですよ、念のため)。海水浴客のいないその砂浜は、これぞ白砂と呼ぶにふさわしい美しさ。その白砂を洗う、透き通った波。今日はほとんど人影がありませんでしたので、「守谷海岸ひとり占め!」でした。

台風シーズンも過ぎ、冬をむかえようとするこのシーズン、穏やかな日差しを浴びつつ砂浜でのんびり、なんてちょっと贅沢。

守谷海岸へは、当館から車だと約15分。電車では、勝浦から安房鴨川方面に2駅の「上総興津」駅で下車、徒歩約10分です。潮風を浴びてリフレッシュできたら、次はおいしい料理・・・ですよね。当館では魚料理の「魚祭(うおさい)」、加えて夜は焼肉「三日月苑」も営業して、皆様のお越しをお待ちしております。


三日月本館・魚祭(うおさい)・三日月苑の詳細なご案内は→((www.mikazuki.co.jp/m-ryokan/))


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