忍者ブログ
房総は勝浦駅前、三日月の名前なのに気軽な宿「三日月イン」と、元気一杯な和食店「海鮮本陣 魚祭(うおさい)」から発信。 ここでは肩肘張らずに、当館(店)や勝浦・房総のちょっとした見所のご案内ができればいいなぁ、と思ってます。
[61] [60] [59] [57] [56] [55] [53] [52] [51] [50] [48]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

日記担当めたぼ太郎です。

国道を走っていたら、こんな電光掲示板に出くわしました。
DSCN0955.JPG
「側溝鉄フタ盗難多発に付警戒中」

気を引き締めたいものです。

・・・で、それをドライバーにどないせいと?




さて、今日は久々に名所のご案内。勝浦で10本の指に入るくらいのメジャースポットをご紹介。
日々マイノリティに心血を注ぐワタクシですが、たまにはマジョリティもいいのかな、ということで。

勝浦市の鴨川市よりに、大沢という地区があります。JRでいうと、行川アイランド駅(現在、行川アイランド自体は閉園)が至近です。その大沢地区の海べりに、「おせんころがし」という場所があります。ネーミングはちょっとおもしろいですが、実は悲しい伝説の地であったりします。


そのむかし、豪族の一人娘“おせん”は、日頃から年貢に苦しむ領民をみて心痛め、強欲な父をみかねて説得したものの聞き入れられませんでした。
ある日、おせんは領民たちが父親の殺害を計画していることを知り、身代わりとなって、ついに領民に海へ投げ落とされてしまいました。

78216fa9.jpg
翌朝、おせんが身代わりになったことを知った領民たちは悲嘆にくれ、わびをいれました。さすがの父親も、心を入れ替えたそうです。

そして領民たちの建てた地蔵尊に、いまでは孝女おせんの碑が建てられています。太平洋と山々の織り成す絶景の大パノラマの中にも、そんな悲話があったというわけです。



fafa78a5jpeg
おせんころがしから鴨川方面を覗くと、断崖絶壁にへばりつくように細い路が伸びているのが見えます。その道は非常に風光明媚ですので、ハイカーなどでにぎわいます。JR主催の駅からハイキングのコースにも選定されていて、小湊の日蓮上人ゆかりの名刹誕生寺や、鯛の浦などを通り、安房小湊駅にいたります。



PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新コメント
[01/03 たらこ]
[01/02 マンジン]
[11/12 めたぼ太郎(2代目)]
[11/09 マンジン]
[01/15 めたぼ太郎]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
めたぼ太郎(二代目)
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
お天気情報
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア