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房総は勝浦駅前、三日月の名前なのに気軽な宿「三日月イン」と、元気一杯な和食店「海鮮本陣 魚祭(うおさい)」から発信。 ここでは肩肘張らずに、当館(店)や勝浦・房総のちょっとした見所のご案内ができればいいなぁ、と思ってます。
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jumangame.JPG日記担当めたぼ太郎です。
今日は隣の鴨川の地酒をご紹介します。


嶺岡(みねおか)山地のふもと、加茂川(かもがわ)に沿った細長い平野。それが早場米で有名な「長狭(ながさ)」地区です。
その長狭地区に蔵を構える亀田酒造は、宝暦年間(約240年前)に山伏が御神酒を造ったのがはじまりとされ、本格的に酒造業を開始したのは明治時代という、非常に歴史のある蔵元です。

 

天皇が即位して最初の新嘗祭(にいなめさい・収穫を神様に報告する祭り)である大嘗祭(だいじょうさい)にあたっては、悠紀(ゆき)と主基(すき)という正副の斎田が指定されますが、明治天皇御即位の大嘗祭には、この長狭地区の斎田が主基に指定され、お米が献上されました。現在も鴨川市北小町付近には主基という名称が残っています。

亀田酒造は、この斎田の米で白酒を作り、毎年明治神宮新嘗祭の御神酒として奉納しているので、「寿萬亀」(じゅまんがめ)のラベルを明治神宮でご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また最近では、貴乃花の結婚式での三々九度の御神酒や、皇室の愛子様のご誕生記念、紀宮様のご結婚記念の振舞い酒などにも使われています。

mikaeri-bijin.JPG
そして今、海鮮本陣 魚祭(うおさい)で人気なのが、コレ。

美しい乳白色の瓶に、気品あふれる、青い房。
亀田酒造のイチオシ、「見返り美人」。

・・・当然、見返りを求めてくる美人のこと、ではありません。

浮世絵の祖、菱川師宣作「見返り美人」に因んで造られた、華やかな香りとコクのある味わいをお楽しみいただける大吟醸の逸品です。
 

南房総の自然と、蔵元 亀田酒造の歴史と人々が育んできた銘酒たちを、とくとご堪能ください。

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